ご挨拶
『ルーラル』で生きる・暮らすを支える看護の追求
日本ルーラルナーシング学会第20回学術集会
学術集会長 村上礼子(自治医科大学看護学部/大学院看護学研究科 教授)
学術集会長 村上礼子(自治医科大学看護学部/大学院看護学研究科 教授)
この度、日本ルーラルナーシング学会第20回学術集会を令和7(2025)年9月19日(金)・20日(土)に、自治医科大学地域医療情報センター(栃木県下野市)において開催させて頂くことになりました。大変名誉に思うとともに、本学会役員の方々をはじめ、すべての会員、関係者の皆様に心より感謝申し上げます。
さて、昨今では2040年問題と言われる少子高齢化、多死社会、そして医療人材の不足等の問題がますます現実化しており、さらには温暖化に伴う異常気象、自然災害なども増えてきている日本において、医療ニーズだけではなく介護・福祉ニーズも併せ持つ患者が増え、地域全体で治し・支え・寄り添う医療への転換が進んでいます。まさに、VUCA(Volatility・Uncertainty・Complexity・Ambiguity)という極めて予測不可な時代において、日本における未来の医療の縮図と言われる「『ルーラル』で生きる・暮らすを支えるための看護」について、ご参加いただく皆様と議論ができればと考えています。今後の『ルーラル』における保健医療提供体制の検討から、看護師の役割拡大を活かした看護提供体制のあり方、『ルーラル』における人材確保・人材育成等、様々な課題に取り組むべく企画の準備を進めています。
さらに、本学術集会は記念すべき第20回です。栃木県下野市での学術集会の開催は、第1回、第10回に続く、3度目の開催地となります。そこで、ルーラルナーシングの歴史を振り返り、今を捉えつつ、さらに、これからのルーラルナーシングについて視野を広げていくための20周年記念事業の企画も取り組んでいます。
本学会の学術集会では、様々な立場や専門性の垣根を越えて、『ルーラル』のための英知を集結し、交流を深める場でもあります。栃木の地で、ぜひ対面での熱い議論と活発な交流ができますことを願っております。皆様と直接お目にかかることを心よりお待ち申し上げます。
さて、昨今では2040年問題と言われる少子高齢化、多死社会、そして医療人材の不足等の問題がますます現実化しており、さらには温暖化に伴う異常気象、自然災害なども増えてきている日本において、医療ニーズだけではなく介護・福祉ニーズも併せ持つ患者が増え、地域全体で治し・支え・寄り添う医療への転換が進んでいます。まさに、VUCA(Volatility・Uncertainty・Complexity・Ambiguity)という極めて予測不可な時代において、日本における未来の医療の縮図と言われる「『ルーラル』で生きる・暮らすを支えるための看護」について、ご参加いただく皆様と議論ができればと考えています。今後の『ルーラル』における保健医療提供体制の検討から、看護師の役割拡大を活かした看護提供体制のあり方、『ルーラル』における人材確保・人材育成等、様々な課題に取り組むべく企画の準備を進めています。
さらに、本学術集会は記念すべき第20回です。栃木県下野市での学術集会の開催は、第1回、第10回に続く、3度目の開催地となります。そこで、ルーラルナーシングの歴史を振り返り、今を捉えつつ、さらに、これからのルーラルナーシングについて視野を広げていくための20周年記念事業の企画も取り組んでいます。
本学会の学術集会では、様々な立場や専門性の垣根を越えて、『ルーラル』のための英知を集結し、交流を深める場でもあります。栃木の地で、ぜひ対面での熱い議論と活発な交流ができますことを願っております。皆様と直接お目にかかることを心よりお待ち申し上げます。